11/28（土）「さんもん会in東京'09」が開催されました。

東京での開催は2回目になります。

今年は30名ほどのみなさんにお集まりいただきました。

今年の会場は「ホテル銀座ラフィナート」です。

まずは講演会から。

日建設計の山梨さんにBIMのお話をお聞かせいただきました。

BIM（Building Information Building）の概要から始まり、これまでの設計事例を紐解きながら丁寧に解説していただきました。

新建築の表紙にもなった新木場の木材会館の裏話もたくさん聞かせていただきました。

BIMで作ったがゆえに、実際にはコンピュータの中だけで出来るわけではないことを説明していただいたように思います。

木材という市場にたくさんある材料を、ボルト、接着剤を使わずに追掛大栓継（おっかけだいせんつぎ）で組合せ、一般化できるようにルートBで解くという手法。

BIMで出来ること、出来ないことを明快にしていただいたようで、大変勉強になりました。

つづいての質疑応答も活発で予定時間をオーバーしてしまいました。

終了後も山梨さんが次の懇親会を所用で欠席されるとのことだったので、名刺交換やら、質問の続きなどで盛り上がりを見せました。

つづいて懇親会。

久しぶりにお見かけする方もいらっしゃったりで、楽しい一時でした。

山口先生は今年4月に東京都市大学都市生活学部の教授に就任され、今後週に3日程は東京へいらっしゃるとのことです。

東京でのさんもん会は研究室OBだけでなく、どなたでも参加していただけるスタイルです。

来年以降も楽しい企画を考えていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

2009.12.11

笹田　岳